ご報告があります。

自分はこれからカンナビノイド業界に参入することに決めました。 このタイミングで参入を決めた理由は、自分なら業界を広げる活動ができるという自信があり、自分の力を試してみたいと思ったからです。 精神作用のあるカンナビノイドはこのままだと規制が厳…

不定職者の日常【スマートジャンキーリポート16】

「巨大なガンコロ入ったよ、早くヤサ来いよ」 体に激痛が走り、ガラスパイプを手に取って炙る。 寝起きの覚せい剤は猛烈に不味い。でも覚せい剤を炙らないと体が痛くて起きることができない。 この時の自分は3日間起きて2日丸々寝るという変な生活をしていた…

僕には何もわからない【スマートジャンキーリポート15】

「着いた頃には曲がってるだろうな」 新幹線の中で小さな紙の破片を口に含んだ。 親友と二人熱海に向かっているところだった。 事前に貸切タクシーのコミネさんに連絡をし、この日も予約を取っていた。 JR熱海駅の改札をくぐると白髪の老人が手を挙げて立っ…

高層階の陰【スマートジャンキーリポート14】

「おう、ちゃんとシャブ抜いてきたか?」「バッチリ抜けてます」 いつもの民泊のアジトではなく新宿の高層ホテルに呼び出されていた。 この日は取引があった。当時自分は売人では無かったが、たまに取引の手伝いをしていた。 それはコカインの目利き。鼻から…

白く澄んだ青春【スマートジャンキーリポート13】

「今日何日目ですか?」 覚醒剤ユーザーは全然寝ない。 何日間起きているかという話題から会話は始まる。覚醒剤ユーザー同士の挨拶みたいなもんだ。 自分と親友は売人がアジトとして使っている民泊へよくお邪魔していた。 売人は民泊を住処にする。ホテルで…

愛と幻想の薬物 覚醒剤【スマートジャンキーリポート12】

自分は覚醒剤を頭ごなしに否定するつもりは一切無い。自分も経験者だったから。 タバコ、アルコール、大麻、LSD、コカイン、覚醒剤などあらゆるドラッグに対して中立なスタンスでいたいと常に思っている。 全てのドラッグにメリット、デメリットがある。 い…

【後編】飼われてる動物って幸せなのか?【スマートジャンキーリポート11-2】

タクシーに乗り、港に向かっている最中だった。 「深海魚食べたことあるんだっけ?」「いや、初めてです」「珍しいから流行ってるみたいだよ」「行ってみましょう」 観光タクシーでの旅行だ。この日の行き先は全て任せることにした。しばらくして沼津港に着…

【前編】楽しい記憶はなぜかLSDばかりだ【スマートジャンキーリポート11-1】

自分がジャンキー全盛期の時はLSDを食べて部屋で過ごすという選択肢は滅多に無かった。 外に出るのが好きで、普段とは違う視点で様々なものを目にしたかった。 LSDをやりすぎた時期、人が作った物が無機質で同じように見えてしまうという変な思考になったこ…

砂漠でのLSDは究極の信頼ゲーム【スマートジャンキーリポート10】

今日は伊豆大島に行った時の話。 「フェリーの時間間に合うかな」「ギリギリだよね、まあ大丈夫っしょ」 浜松町の近くの竹芝という所に向かっていた。この日は親友と旅行を計画していた当日。親友と以前から島でLSDを食べてみたいと話していた。 自然に囲ま…

MDMAによる未知の幻覚【スマートジャンキーリポート9】

今日は幸福が詰まった錠剤の話。 当時25歳くらい。自分は無職だった。親友が仕事から帰ってくるまで一人で退屈していた。 三軒茶屋のワンルームの部屋で一人大麻を吸ってゲームをしたり漫画を読んだりたまに公園まで散歩をしたり。 親友は仕事をしていたので…

ドラッグは感情の振れ幅を作るアイテム【スマートジャンキーリポート8】

「お前と俺だって他人」 自分の人生を傍から見ているような感覚があった。 幼い頃から感情表現が苦手で、親はよく可愛げが無いと自分に言った。 生意気な子供だったんだと思う。反抗してますます感情表現が乏しく育った。 新しいことを始めるとすぐに及第点…

コカインは「イケる」ドラッグだ【スマートジャンキーリポート7】

「なんか今日どこまでもイケる気しねえ?」 前回、真面目に話したから今日は最高に馬鹿げた話だ。甘いもの食べた後は塩っぱいもの食べたくなる。それと一緒。 ジャンキーのくだらない話が嫌いな方は今すぐ戻ることをオススメする。まあそんな人は一人もいな…

※必読 セッティングについて【スマートジャンキーリポート6】

今日は超重要な話。 ドラッグをやるなら知らないとマズい 「セッティング」 について一話丸々書いた。そしてドラッグを使わない人にも知ってほしい内容。その理由は後で説明する。 セットとセッティングは厳密に言うと違って、セットは思考でセッティングは…

LSDが教えてくれるのは「ヒント」【スマートジャンキーリポート5】

「自由って何だと思う?」 それは時間があることだとか働かなくていいことだとか何かに縛られないことだとか 人から指図を受けないことだとかそんなたわいもないことをワンルームの部屋で親友とよく話していた。 自分達は答えのない会話をするのが好きだった…

小さな錠剤には幸せが詰まっていた【スマートジャンキーリポート4】

「お前となら何でもできる気がする」 親友と部屋で大麻を吸いながら「青い春」という映画を見ていた。この映画は自分達が十代の時に一緒に見たことのある映画。松田龍平や高岡蒼佑が出演している青春映画だ。 「幸せなら手を叩こう」 と落書きの描かれた学校…

あの日の世田谷公園は柑橘系の匂いがした【スマートジャンキーリポート3】

「シラフはクソだ」 ありふれた日常はつまらなくて苦痛だった。昔から親にも友達にも彼女にもよく退屈そうだと言われていた。実際そうだった。 そのせいかドラッグを始めてからは刺激中毒になった。他に打ち込むことがないからたまたまドラッグに向いただけ…

ピザの受け取り方がわからない【スマートジャンキーリポート2】

「これ吸うと宇宙に行けるぜ」 そう言って公園で親友は何かを吸い込んだ。そして自分も渡されたものを吸った。 親友は咳き込んで少し経つと花壇に頭から突っ込んで倒れていった。 晴れた日の世田谷公園での出来事だ。顔が青ざめた親友に手に持っていたミネラ…

スマートにジャンキーをやろうぜ【スマートジャンキーリポート1】

「スマートにジャンキーをやろうぜ」 当時、親友がよく言っていた。自分がこれまでに経験したドラッグの体験や大麻栽培について話していきます。 変に脚色せずに元ジャンキーの作り話をリアルに伝えようと思う。書こうと思った理由は三点。 ・自分が体験した…